耳を澄ますと、クラストのパチッパチッという音が。
香ばしい香りもさることながら、この音が何とも言えません。
最近も、また粉まみれです。
春は、セミナーの試作もあって、パウンドケーキ三昧、要はお菓子でしたが、今はパン。
粉、水、塩、イーストの、シンプルなパンです。
そして、加水タイプ。
粉と水を同量。
水が多いと、生地はどろどろ、ネバネバで、非常に扱い難いのですが、出来上がりが美味しいのです。
外側のクラストはカリッと、内側のクラムはもちっと。
イーストはドライタイプをほんの少々使っています。
少量ゆえ焼き上がりにも香りません。
小麦がこんがり焼けた香りのみ。
噛むほどに小麦の甘さを感じます。
今のところ、2種を交互に焼いています。
ゴマをたっぷり入れたタイプと、全粒粉を1/3入れたタイプの2種。
しっとりクラムに香ばしいゴマ。
小麦の素朴な甘味を感じる全粒粉入り。
どちらも甲乙つけがたい~(笑)
焼いた日はそのまま。
外側のバリッとした食感と、内側の瑞々しいほどのしっとり感。
美味~♪
翌日以降はトーストして。
こんがり香ばしい香りが更にUP。
でも内側のクラムの瑞々しさは変わらないのです。
全粒粉入りをトーストしたら、バターを付けたく
なるんです。
これはオリーブオイルじゃないのですよね~(笑)
変わらず使っています。
山桜から彫り出したバターケース。
毎日見ても飽きません。うっとり♥
東屋のバターケースには、全量と半分があって。
私は、半分サイズを使っています。
大きなバターを買ったら、切り分けて冷凍庫に。
リーンなパン。
美味しくて止まらない。
朝食のパンの量が、すっかり増えてしまいました(笑)
「糖質制限、、、」が浸透する世の中に逆行しています。
神秘的。
と、この写真をSNSでみた方が。
確かに。
美しいです。
粉遊び、まだまだ続きます。
朝食のパンは欠かせませんし、何よりまだ納得の出来に達していません。
発酵時間や温度や、、、
日によって違うので、出来上がりにも差が出ます。
お店のようなパンを目指すわけではありませんが、毎回、そこそこの出来になるといいな、と。
そうなるまでには遠い道のりです。
考えていたら、また焼きたくなってしまった~(笑)
この記事へのコメント
MONTA
僕も、うどん蕎麦と粉もんで遊んでみましたが、滅茶苦茶難しいです。
しかも延ばす時には粉まみれ!
粉もんを生業にされている方のご苦労が、本当に本当に小指の爪の先っぽくらいは実感できました。
MONTAさんへ。
今まで、一度として同じ出来になったことがありません。
まあ、毎回気ままに作っているからなのですが。
これがプロとなったら、毎回同様の出来にするために、温度、水、時間、、、神経使うでしょうね。