2019冬旅~パリ。市場。

市場のお話ふたつ。

パリに着いたのは金曜日。
土曜日に行きたい市場がありました。

ラスパイユ通りで毎週土曜日に開催される、オーガニックマルシェ。
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私はオーガニック信奉者ではありません。オリーブオイルを勧める立場で色々見ていますが、農産物の質と味わいはオーガニックとは比例しないと思っています。
特にオリーブオイル。オーガニック表示が付いていて、口に入れたくないような美味しくない、いえ不味いオリーブオイルは山ほどあります。
天邪鬼なところがある私、敢えて残念オイルにオーガニックマークが付いている物を選んだりもします。

おっと、脱線しかかりました。(笑)


このマルシェはホテルから歩いて行ける距離ですし、ちょうど滞在中の土曜日開催です。それにどんな物を売っているのか興味はあって。
今回はホテルステイゆえ料理が全くできないので、こうした市場に行くと欲求不満になるのは目に見えてましたが。。。とりあえず偵察。

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小雨が降る中でしたし、開場間も無い時間だったので、人気はまばら。
ゆっくりと見学できました。


それでも、少しは買いたい。
パンとお惣菜を少し。
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このパンの店が一番混雑していましたので、ここでも買ってみました。

けど、、、
この先にあった年配の女性がひとりで地味~なパンを、普通にテーブルに並べていただけの所のパンの方が数倍美味しかった。
そこの写真は無し。撮っておけばよかったな。

野菜も買いたかったのですが、それは無理というもの。
ブーケにしようかと、タイムだけ買いました。

チーズも少し。
美味しくて、この夜と翌日で食べてしまった。もっと買っておけばよかった~

このマルシェは、ラスパイユ通りの中央帯に土曜日だけ出現します。

普段はこんな感じの場所。
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看板もありました。
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オーガニックマーケット 土曜日 9時から13時半
トラディショナルマーケット 火曜日と金曜日 午前中
と、書いてあるのだと思う。多分。


土曜日にこの近辺に滞在する方は、オーガニックマーケット寄ってみても良いかも♪



さて、もう一つ市場。
こちらは蚤の市。
クリニャンクールが有名ですが、ヴァンプに行ってみました。クリニャンクールだと、地下鉄スト問題で、朝は行くことが出来ても、その帰りの足が無い。
タクシーと徒歩を組み合わせるにしても、少々遠い。。。

そんなわけで、近めのヴァンプに。
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お目当ては、アンティークカトラリーと、リネン。手ごろなカフェオレボウルなんてあったらいいな~と。

ここは、クリニャンクールよりもこぢんまりしていて、ゆっくり品を見られるとガイドブックに書いてありました。

そう、ほんと久しぶりに旅のガイドブックを買いました。
あまり使いませんでしたけどね。(笑)
仕方ないです。世の中の女子旅のように、甘い物や可愛い物巡りに興味は無いので。

ちょっと遅い時間になってしまい、歩いているうちに店じまいをする人たちも多く。
もう少し早く行くべきでしたね。


最初にアンティークフォークを2本。
本当は気になるフォークがあったのですが、24本セットは崩せないと言われてしまい。。。
いくら何でも24本は要らない。(笑)

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これはホテルのお部屋で撮った写真。


帰国後に撮った写真がこれ。
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磨かないとね。


磨きました。
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細かいところ、もう少し磨こう。


ここが、アンティークシルバーを買うときのポイント。
刻印が押されてます。
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ブランド名や、そのマーク。

昨年秋のイタリア旅で、帰りに寄ったフィレンツェで偶然にもクリストフルのアンティークのサービングスプーンを手に入れて。
帰ってきてから、本物かどうか確かめたのですが、その際に色々なサイトで刻印の事をお勉強しました。

刻印が変化してゆくので、刻印を見ればいつ作られたものかわかる。

なるほど~

でも、覚えられるわけはないし、だいたいこんな小さな刻印、グラスをしてもローガンな私には見えない。ルーペ無くちゃ(笑)

ま、でもフランスのブランドであることは確かでした。安堵。



そして、アンティークリネンも。
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ザラリとした感じの麻100%のが欲しくて探していたら、ちょうどそんな感じのが。

本当はテーブルクロスがよかったのですが、キッチンタオルのみ。
でもいいよね。テラスで一人ランチするときに最適だろうし。

こちらは帰国後の写真。
下のはアンティークでなく、雑貨店で買ったもの。
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これを買った時、ちょっとした事があって。
もう人気もまばらで、そろそろ店じまいを始めようかという雰囲気だったので、店主の男性に挨拶した後に「見ても良い?」と声を掛けて。

こういうところでは、麻100%なんて表示は付いていないし、ノリが付いた状態だとコットンと見分けがつかない。
なので、素材を聞いたり、洗濯した後の事を聞いたり。

穏やかな男性店主は丁寧に答えてくれます。大した金額でも無いのに申し訳ないなと思いつつ。

結局、上の写真の麻の生地に赤のストライプがあるアンティークリネンを2枚購入。
色々買う気満々だったのですが、ほかのは可愛い刺繍が入ったラブリーな物が中心で。

会計して、その場を離れようとしたら、その店主が呼び止めます。

どうしたのかと思ったら、
「これ、プレゼントするよ」と。
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「え?」

沢山買い物したのならまだしも、たった2枚20ユーロにも満たない買い物なのに、こんな素敵な刺繍入りの麻のハンカチをプレゼント??
戸惑いつつも、お礼を言って受け取り、隣の店を覗きました。同じくリネンがあったので。


隣の店の女性が「良かったわね、プレゼント」と。どうやら一部始終を見ていた様子。


「これしか買って無いんだけど、、、」と言う私に、その女性が「受け取って良いと思うよ」と、その理由を事細かに教えてくれました。


私が来る直前のこと。

東洋人が買い物をしにきたのだけど、ずいぶん態度が悪かったとのこと。
男女2人ずつの4人グループのその人たちは、まず挨拶は無かったし、ほかの店と掛け持ちして値切った様子。あっちとこっちに分かれて、電話しながらこっちはいくらになった、そっちはいくら。。。と。

結局買わずに、当然挨拶も無く去って云った彼らに、「本当に気分が悪い!」と怒っていたらしい。


「確かに態度が悪い客はよくいるけれど、穏やかな人柄のお隣の店主がこんなに怒るのは初めてよ」と。

「そんなところへ同じ東洋人が来て、彼はまたかと思ったけれど、笑顔で挨拶され礼儀正しく買い物してもらえて嬉しかったんだと思うわよ。」



私は、別に特別愛想良くしたわけでもなく、日本でもイタリアでもいつも同じように店員に接しています。
入るときと出るときは、会釈か挨拶、とにかくアイコンタントする。商品を手に取るときは、一声掛ける。


ハンカチも嬉しかったけれど、私が、彼のその日の午後を少しでも明るいものに出来た事が、何より嬉しく。


知らないうちに、誰かの気分を害してしまうことがあるように、知らないうちに、誰かの気分を慰めていることもあるのですよね。


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